不幸、自慢



登場人物

 ・男。三人。

どこかのカフェか、どこか野外でテーブルを挟み、幾人かの男たちが話をしている。

A 「俺、今日寝不足でさ、五時間ぐらいしか寝てないんだよね」

B「マジで、あぁでもおれも昨日は三時間しか寝てないや」

C「きついな、でも俺そういや風邪引いちゃってさ、全然、寝ようと思っても すぐ目が覚めるから 大分きついよ」

A「風邪も今流行ってるよね、俺多分風邪じゃないんだけど、一週間ぐらいずっと腹、下痢で、ほとんど飯も食ってないんだよな、体重もずいぶん落ちたし。で、」

B「あぁ、俺もそれずっと前になってよ。あのときは軽く二週間は寝込んだね」

C「やばいなぁ、そんな状況になるのかな。おれ、ほんと全然寝れなくて、腹も下痢がずっと続いててその上関節が滅茶苦茶痛くてさぁ」

A「あ、関節といえば家の親父がぎっくり腰になってよう、笑っちゃうけど仕事もいけなくてホント困ってんだよね、なんかすぐ用事いいつけられるしさ」

B「うちのじいちゃんもぎっくり腰から、なんか癌になったらしくてそのまま死んじゃったよ、やばいぞー」

A「癌はやばいな、でも、俺のツレの彼女がなんか、白血病になったらしくてその人もそのまま死んじゃったんだよね。で、そのツレはなんかショックでオーストラリアまで行っちゃったよ」

B「ふーん、あ、そういやゼミの教授の昔の教え子が、なんかホモの道に走ったせいでエイズになって、なんかすぐに死んだって話をこないだ聞いたんだけどなぁ」


一同

「へぇー」


終わり



・一言感想





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